キカイダー頭部の中身

 ロボットと人間の間で苦悩する悲劇のヒーロー「人造人間キカイダー」。不完全な良心回路の影響で左右が非対称となり一部外装パーツが透明化しています。
 

 この記事はもともとは「キカイダーの頭の段差って、、、」と書くつもりだったのですが、描き始めて「あれ、頭部の中のメカって何なのか」。
 
 人型ロボットは長い歴史により構築されてきた人向けインフラをそのまま使用可能なのがメリットで、目、耳、口は人と同じ位置にするでしょう。例えば腹に目があったら車を運転できないもんね。CPU/メモリも脳と同様な位置に。さらにネットワーク接続のために無線通信機能もCPU脇に持つはずです。

 ではそれぞれが頭部内のどこに何を実装するのがよいのか。と考えながら描いてみました。

 

 

・カメラやマイク、スピーカはそれぞれ目、耳、口の近く→スピーカは描いてない
・カメラは広角、ズーム、紫外線/赤外線など複数
・感度の点から頭頂〜側面にかけた表面部に無線用アレイアンテナ、GNSSアンテナ
・CPUとメモリは重要機能なので保護も兼ねて中心部に→描いてない
・良心回路(専用エンジン:複雑でソフト処理できないと想定)も中心部→描いてない
・CPU他を冷却する放熱板を後頭部下方に配置
・漫画版の終盤で目からビームを出してたので目の右寄りにそれっぽいのを追加
・その他、磁気、温度、湿度、赤外線、気圧、高度、放射線等々のセンサー

 

 ということで見えるのはほとんどアンテナとセンサーだろうという結論。